「そうだったんですか。そんな中応援して下さりありがとうございます。先生の声、ちゃんと聞こえてました!嬉しかったです!」

「良かった。届いてたんだよ杉原さんもここに座って。そろそろキャンプファイヤーが始まるから一緒に見よう」

「もうそんな時間ですか。体育祭、あっという間だったな」

「そうだね。僕もあっという間に感じるよ。あんなに特訓してた時間がこんなに早く終わるなんて思わなかった」

「始めた頃はまさか自分がこんなに走れるようになるなんて思いませんでした。薬師寺先生、本当にありがとうございました!」

「僕の方こそ。久しぶりに楽しかったよ。改めておめでとう」

「ありがとうございます。あっ先生、キャンプファイヤー始まりましたよ!」

「ほんとだ!これ食べ終わったら見に行こうか」

「はい!」