溺愛体質なクラスメートくん



「わ、いちごみるくだ。ありがと!」





「どういたしまして」






って、のんびりしてるとお弁当食べる時間なくなっちゃう。





慌てて食べて喉に詰まらせかけたのは言うまでもない。






放課後。





「じゃーね、結愛」





「綾乃ちゃんバイバイっ」





このあとバイトがあるという綾乃ちゃんは放課後になるなりダッシュで帰って行った。





あたしは、特に何もないからゆっくりと帰り支度をする。





「花宮さーん!」