「ヒッ……ウゥ…お母、さん…お父…さん……。いや、だよぉ……ヒック……ウゥゥ…」

「月夜ちゃんは、私達がしっかり育てるわ。」

「…月夜、辛いよな、俺がそばにいるから…好きなだけ泣け…絶対にお前を1人にしないから…」

「……あの…俺、君の両親のぶんもしっかり生きる…君の両親のお陰ー」




ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ……

「……朝か……」