感情を失くした少女

5分くらい歩いたころー
「よし、ついたぞ。俺が先に入って呼んだら出てきてくれ」
「はい、わかりました」
そう言うと白鳥先生は教室へ入っていった。
歩いて思ったけど校舎の中広……迷子になりそう……
そんな事を考えていたら
「編入生を紹介する。入ってこい」
呼ばれた。
中に入ると教室内は広い割には人数は少なかった。
20人制だからそれもそうか。
「はじめまして。雨宮月夜です。」
シーン……
静かだな……
「えっと、雨宮……それだけか?」
白鳥先生、苦笑いだな……それだけかって他に何を言えばいいのやら
「まぁ、いいか。お前ら、仲良くしてやってくれ。雨宮の席は1番端の空いてる席な」
端の席……あ、忍の隣だ。てか寝てる……
「はい。わかりました」