何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜


ずっと考えているの、春。

ねぇ、あなたはどこにいるの?

もう一度っ...。春っ。

待って。龍が何か言っている。

私の世界に入ってしまった。

「え?ごめんなさい。ぼーっとしてて聞いてなかったの。もう一度お願いしてもいい?」

人の話は聞かないといけないのにっ~。

春になったら、周りが見えなくなる。

ごめんなさい、龍。

「え、あぁ。だからか。もう一度言う。
この前は俺の欲だけの為に、誘拐してごめんっっ。」