俺は倉庫を出て、駅に向って歩き出した。 公園の近くまで来た時、声がした。 「ま、待って.....!」 俺は振り返らない。 そのまま立ち止まる。 振り返ってしまったら、俺は花を奪ってしまいたくなる。 『・・・。』 俺は無言でずっと居た。 でもなんで俺のところに来たんだ? 「はぁ、はぁっ。」 花は倉庫からここまで走ってきたらしく、息を整えていた。 普段の俺なら花をいくらでも待っただろう。