何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜


『俺には愛している人がいた。』

愛している人。

『今もまだ好きだけど俺はその子から離れていった。』

まだ好きか...。

それは私の事...?で合ってる?

そうだと嬉しいなあ。

『でも、忘れたくても忘れられない。お前の声までその子に聞こえてくるんだ。』

私の声がその子に聞こえてくる...?

今話しているのがもし私のことなら、、、

それでさっきから距離があったのね。

それだけじゃない。
今まで変装は完璧だった。

ほとんど顔は見えないし...。

でも、まさか声まで気づくとは思わなかった...。