『あぁ。』 幻聴までしだしたのか、頭が混乱しその女に短い返事をしてしまった。 あぁ、行けねぇ。 「これからよろしくねっ」 明るくそう言われる。 やっぱり花の声に聞こえる。 幻聴だ。 やべぇ、今度は無視してしまった。 ダメだ、花のことになるとっ。 女は少し悲しそうな顔をした。 『うん』 結構遅い"うん"だか許してくれ。 悪気はなかったんだ。