何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜


そんな時、ある女と出会った。

その時からまたあの時みたいに運命の歯車が動き出していたんだ。

『うざい。』

最近、女どもが悲鳴を上げている。

もう少し静かにしてくれよ。

それよりか黙っててくれねぇーか?

目障りだ。

授業が終わり、俺は天文サークルに入部届けを出しに行こうとしていた。

「『あの、入部届けを出しに・・・』」

ある女と声が重なった。

こいつもここに入るのか。

黒髪のロングでメガネにマスク。

顔がほとんど見えねぇーな。