オフィスとは違う彼の裏の顔



なんだか申し訳なくなり

「先にテーブルに戻っていてもいいよ」


と金木くんに伝えたが




「いえ、南央さんと一緒にいたいので」


そう返事をされた。



そう言ってもらえることが素直に嬉しい。


それと同時に恥ずかしさが増す。




「それに、周りの男どもが、南央さんのことを変な目で見ているのが許せなくて」


各自でお昼を買いに行った時、私のことを変な目?で見ていた人がいたらしく、それに嫉妬したのだと教えてくれた。




「心配してくれて、ありがとう」



お礼を言うと、金木くんは顔を赤くして、私の肩に額を当てる。