「じゃ、じゃあ、この前私に見せてきたあの赤い痕は?あれはさすがに」



「あれもね、実は嘘だよ。困った顔が見たくて、嘘ついたんだ。蚊に噛まれただけなんだ」





「そうだったんだ」


ホッと安堵する?


「こんなに好きになったのは南央さんが初めて」



ギュッと彼の腕に包まれる。







「南央さん、ずっと俺の隣にいてね」


また唇を奪われ



お互いの気持ちが通じ合って初めて、繋がり合った。