「ふふ、お父さんたちも金木くんを気に入ったみたいな」
キッチンからソファで楽しそうに話をする4人を見て、お母さんがそう言った?、
「良かった。今まで散々結婚しろって言われ続けていたから、どんな人を連れて行っても何か言われるんじゃないかって思ってたのよ」
お兄ちゃんたちが結婚する前は2人に結婚ってうるさかったけど。
その後からは全ての矛先が私に向いた。
まあ孫の顔が見たかったんだろうね。
「そういえば何作るの?」
「そうめんを茹でるだけ」
くすくすっと笑いながら、戸棚からそうめんを取り出す。
「たくさん食べちゃったら夕食が入らなくなるしね」
お母さんはそうめんをお湯に入れ茹で始め、茹でている間にそうめんの上に乗せる、錦糸卵やハムを切り始めた。
私はお母さんの隣でただその作業を見ているだけ。

