ミルクは ある所を歩いていました。 マスターに会えると信じて。 人形でも、天国へ行けると信じて。 何日、何ヶ月経ったかも分かりません。 動かなくなった足を引き摺りながら マスターに会う為だけに 毎日 休憩する事なく歩きました。