上杉が また視線をプリントに落としたから 私もまたプリントを見た 私の唇に上杉の感触と カルピスの味が残ってた まだ胸が ドキドキしてた 夏休みの図書館 上杉 私のこと どぉ思ってる? 外では蝉が煩く鳴いてた 私の胸の音と同じくらい