それより 上杉が気になった 一緒に帰りなよって 淕… 「じゃあ、淕 先出るわ、オレ…」 話の区切りがついたところで 上杉が口を開いた 「桐谷さんは?花火一緒に行く人いるの?」 店長が言った ズキ… 「え…私は…」 「ここ、休みになるから… 桐谷さんも 花火、行ってきな…」 上杉の足が止まった 店長、きっとわざと言ってくれてる 店長 夢でも大袈裟でもなくて ホントに行けなくなったんです 泣きそう…私… なんでかな?