「一芭…泣いてるの?」 「…」 「今来てくれてた人って…上杉くん?」 私は黙って頷いた 「看護婦さんから 毎日彼氏が来てくれてるって聞いてたから… 誰かと思ったら 上杉くんだったんだ… … 大人っぽくなったね 変わってて、わかんなかった」 変わってて… わかんなかった 上杉は 変わった もぉ あの時の無邪気な上杉じゃない もぉ 私のことを好きな 上杉じゃない