Déjàvu デジャヴ


記憶の断片断片が


パズルみたいに組み合わさって




上杉になった





3階の廊下から何度か見た景色

そこにいたあの人




保健室の窓の外

ガラス越しに手を重ねた

あの人




渡り廊下で私の手を掴んだ

あの人

爪の跡





保健室のカーテン越しに

聞こえてきた声



永瀬晴景





折原…

具合、悪いの?


声を掛けてくれたあの人





息をするのも忘れて

見惚れたリレー



みんなを魅了して走ってたあの人






上杉だった