昨日より症状が重くなったので病院にきた。病院といっても町にある小さな病院だ。
「三傘さん〜診察室にお入りください」



「ん〜これは糖尿病の可能性がありますね。大きい病院を紹介します。そちらの方に行ってください。」
と、50歳くらいの医者が言う。名前は周柿か、医者がしているネームプレートに目を通す。
「三傘さん。聞いてますか?」
「あっ申し訳ないです。
で、なんでしたっけ?
大きい病院に行けばいいんですね。
わかりました。」