さすが!元テニス部!という感じのゴツすぎず細すぎず、さらに言えば力を入れた時に筋肉と骨のあいだに、筋ができる。



これがなんとも綺麗。
とにかく好き。。






姉岩「…なに?」


私「わっ!!」


気付くと姉岩は、私の目の前に立っていた。

目の前に立たれるとさらに際立つ。

身長、187cm。
顔は、普通なのに、好きだからイケメンフィルターがかかってるの…?
(普通にカッコイイだけ。)



××「キャッ!!」



パシっ

真横で転けそうになった、先輩の腕を姉岩が、パッと掴んで助ける。




って、しかも。
よりによって、事務の色気おんな!!!



すごく目立つ、綺麗でセクシーな女の人。
男の社員さんにはとてもモテるし、社内で噂は絶えない。

事務の女神とまで呼ばれる女の人で、
永野麗奈(ナガノレイナ)。

下から、ヒールに合う綺麗な足と黒のストッキング。

スーツのスカートに膝下なのに色っぽくみえる脚の形。

クビレなんて何センチですか?
ってなるレベルの綺麗なモデル体型…


最終的には…胸が…ある意味凶器です。



噂だと、Eカップ。
勝てるわけが無い…。




麗奈「うわっ!ごめんねぇ!はずかしぃ~」


甘い声なのに、子供っぽさを感じさせず、演技っぽい感じでもない。
艶のある声で、両手で顔を覆いながら恥ずかしそうに頬を赤めて隠す素振りする、麗奈先輩。


姉岩「いえ。別に。」


意外と大人の女性にも冷静な対応の姉岩に、少しムッとした表情をする麗奈先輩。


さすが!
姉岩はそんなトラップには引っかからないと信じてました!!
って勝手にだけど。



麗奈「えーっ、ほんとごめんねぇっ!」



両手を顔の前でぽんっと合わせて、人差し指を唇に添わせて謝る麗奈先輩。
腕に挟まっていつも以上に胸が大きく見える。



姉岩「別にいいですよ」



麗奈「今度お詫びにご飯奢らせてっ?ねっ?」




姉岩「ま、時間が空いたら」


私にふっと笑みを浮かべて、満足そうな姉岩を横目に、麗奈先輩はニコニコとこっちを向く。
姉岩は、満更でもなさそうな顔をして、麗奈先輩を見ている。




人付き合い悪い癖に…女の子をサラッと受け止めるとか…。

たまにカッコイイことするのもずるい!
やっぱ可愛い人には優しいのかな?
それともセクシーさがあれば…。




姉岩「あの人…」




私「…ん?なんか言った?」




姉岩「…別に。」