sideえりな
今、5限目の社会の授業中。
鴻賀は、、、?
うとうとしてる。
寝顔が可愛いなぁ。
でも、寝てて大丈夫なの??
授業進むの速いし。
ちゃんとした進学校の上のクラスに一応私らいるんだからさ。
特に社会なんて鴻賀の苦手教科だったんじゃ、、、。
受験の時はあんなに必死に勉強してたのになぁ。
しかも授業ノートあんまり書けてなさそうだし!
【キーンコーンカーンコーン】
授業終わっちゃったよ。
「ねぇ、鴻賀、鴻賀!」
「、、、ん?」
起こされて不機嫌そうな顔なんだけども。
、、、可愛い。
「お節介なのはわかるんだけど、あのー、、、ノート書けてるの?この授業中ずっとうとうとしてたけど。」
「ん。」
ノート?あっ、見ろってことか。
、、、書いてるけど!字がグチャグチャだし!
「、、、まあ書いてはいるのかな。」
「ん。」
手を差し出す鴻賀。
、、、?あっ、ノートを返せってことねー。
言わないからわかりにくいなぁ。
「はい。」
「センキュ。」
次のテスト大丈夫なの?これ。
〜塾〜
学校で寝てた鴻賀は流石に塾では寝てないかな?、、、って!
寝てるよ!
1日に何回寝るつもり⁈
「じゃー、今日の授業は終わり!お疲れ!ありがとうございました。」
「「ありがとうございました。」」
ほらまた終わっちゃった。
「ねぇ、鴻賀。鴻賀。起きてよ。」
「、、、んー。」
ドキッ!可愛いすぎる!
そんな困ることしないで!
好きな気持ちが耐えられなくなるよ。
「もうみんな帰ったんだけど、鴻賀は帰らないの?」
「、、、帰る。」
って言って起きてないよ!
ちょっと鴻賀が起きるの待ってよかな。
ピクッとした鴻賀。
起きた鴻賀と目が合った。
もしかしたら鴻賀とちゃんと目が合ったの、初めてかもしれない。
「、、、なんでいんの。」
眠そうなトローンとした目で言う鴻賀。
ずるいぞ!
アンタは私が何回アンタの言動にキュンキュンしてるか知らないでしょーが!
しかーし!平然を装うのが得意すぎる私はこの気持ちがバレることはないのであーる!
キュンキュンした気持ちを外に出てしまう子を可愛い!好き!と思ってしまう男子はもし私がその子のことを好きでも、きっと私のことを好きにはなってはくれないんだろーなぁ。
、、、。
ま、つまり、何が言いたかったと言うと、いまから言う言葉はキュンキュンしてる女子の声や仕草でなく、友達として喋ってるときの声だってこと。
「鴻賀を待ってんの。」
自分でも思う。
鴻賀を無愛想だ無愛想だって言ってる私も鴻賀に無愛想な声で喋ってるんだろーなぁーって。
「、、、どーも。」
「帰ろーよ。」
「ん。」
「、、、ところで、寝てて勉強わかるの?」
「まあ、それなりに。」
なにそれ!ずるい人!
私は頑張っても分からなかったりするのに!
あっ!ちなみに!鴻賀は塾でも学校でも寝てたりするのに平均以上をしっかり保つ、「元から頭いい人間」なんだよねー。
私?私はー努力で成り上がってきた、「真面目人間」と呼ばれる種類ですー。
どーせ地頭は良くないのでー。
だから寝たら全然わかんなくなっちゃうんだよねー
しかも上級レベルの授業だから、予習も復習も必要になってくるわけよ。
時間がないのよね。
だから授業中に寝てる生徒は高校にも塾にも誰一人いない。
鴻賀を除いてね。
「なんでそんなに寝れるの?夜、寝てる?」
「寝てる。それでも眠たくなるんだよ。授業は寝るためのもの。てか、花本は俺の親かよ。」
「授業は寝るためって。フフッ。名言だね。、、、でもごめんね。いろんなこと聞いて。お節介だよね、私。鴻賀って謎な部分多いし知りたいだけ。私もお節介な自分の親が嫌いなんだけどさ。自分も鴻賀にやっちゃってたんだよね。ごめん。」
「や、別に。いい。しかも親はこんなに俺のこと知らない。」
「え?」
「あ、、、いや。」
鴻賀の親は私より鴻賀のことを知らない??
鴻賀が探らないで欲しいような顔をしてるし詳しく聞いたらダメみたい。
鴻賀が言ってくれるのを信じて待っておこう。
てか、知らない間にすこーしずつ喋れてるよ⁈ヤッター!!!
送ってく。とも言われなかったけどちゃんと家の前まで来てくれて。
そういう時々優しいところがホントに好き。
みんな、分かってくれるかなぁ?
今、5限目の社会の授業中。
鴻賀は、、、?
うとうとしてる。
寝顔が可愛いなぁ。
でも、寝てて大丈夫なの??
授業進むの速いし。
ちゃんとした進学校の上のクラスに一応私らいるんだからさ。
特に社会なんて鴻賀の苦手教科だったんじゃ、、、。
受験の時はあんなに必死に勉強してたのになぁ。
しかも授業ノートあんまり書けてなさそうだし!
【キーンコーンカーンコーン】
授業終わっちゃったよ。
「ねぇ、鴻賀、鴻賀!」
「、、、ん?」
起こされて不機嫌そうな顔なんだけども。
、、、可愛い。
「お節介なのはわかるんだけど、あのー、、、ノート書けてるの?この授業中ずっとうとうとしてたけど。」
「ん。」
ノート?あっ、見ろってことか。
、、、書いてるけど!字がグチャグチャだし!
「、、、まあ書いてはいるのかな。」
「ん。」
手を差し出す鴻賀。
、、、?あっ、ノートを返せってことねー。
言わないからわかりにくいなぁ。
「はい。」
「センキュ。」
次のテスト大丈夫なの?これ。
〜塾〜
学校で寝てた鴻賀は流石に塾では寝てないかな?、、、って!
寝てるよ!
1日に何回寝るつもり⁈
「じゃー、今日の授業は終わり!お疲れ!ありがとうございました。」
「「ありがとうございました。」」
ほらまた終わっちゃった。
「ねぇ、鴻賀。鴻賀。起きてよ。」
「、、、んー。」
ドキッ!可愛いすぎる!
そんな困ることしないで!
好きな気持ちが耐えられなくなるよ。
「もうみんな帰ったんだけど、鴻賀は帰らないの?」
「、、、帰る。」
って言って起きてないよ!
ちょっと鴻賀が起きるの待ってよかな。
ピクッとした鴻賀。
起きた鴻賀と目が合った。
もしかしたら鴻賀とちゃんと目が合ったの、初めてかもしれない。
「、、、なんでいんの。」
眠そうなトローンとした目で言う鴻賀。
ずるいぞ!
アンタは私が何回アンタの言動にキュンキュンしてるか知らないでしょーが!
しかーし!平然を装うのが得意すぎる私はこの気持ちがバレることはないのであーる!
キュンキュンした気持ちを外に出てしまう子を可愛い!好き!と思ってしまう男子はもし私がその子のことを好きでも、きっと私のことを好きにはなってはくれないんだろーなぁ。
、、、。
ま、つまり、何が言いたかったと言うと、いまから言う言葉はキュンキュンしてる女子の声や仕草でなく、友達として喋ってるときの声だってこと。
「鴻賀を待ってんの。」
自分でも思う。
鴻賀を無愛想だ無愛想だって言ってる私も鴻賀に無愛想な声で喋ってるんだろーなぁーって。
「、、、どーも。」
「帰ろーよ。」
「ん。」
「、、、ところで、寝てて勉強わかるの?」
「まあ、それなりに。」
なにそれ!ずるい人!
私は頑張っても分からなかったりするのに!
あっ!ちなみに!鴻賀は塾でも学校でも寝てたりするのに平均以上をしっかり保つ、「元から頭いい人間」なんだよねー。
私?私はー努力で成り上がってきた、「真面目人間」と呼ばれる種類ですー。
どーせ地頭は良くないのでー。
だから寝たら全然わかんなくなっちゃうんだよねー
しかも上級レベルの授業だから、予習も復習も必要になってくるわけよ。
時間がないのよね。
だから授業中に寝てる生徒は高校にも塾にも誰一人いない。
鴻賀を除いてね。
「なんでそんなに寝れるの?夜、寝てる?」
「寝てる。それでも眠たくなるんだよ。授業は寝るためのもの。てか、花本は俺の親かよ。」
「授業は寝るためって。フフッ。名言だね。、、、でもごめんね。いろんなこと聞いて。お節介だよね、私。鴻賀って謎な部分多いし知りたいだけ。私もお節介な自分の親が嫌いなんだけどさ。自分も鴻賀にやっちゃってたんだよね。ごめん。」
「や、別に。いい。しかも親はこんなに俺のこと知らない。」
「え?」
「あ、、、いや。」
鴻賀の親は私より鴻賀のことを知らない??
鴻賀が探らないで欲しいような顔をしてるし詳しく聞いたらダメみたい。
鴻賀が言ってくれるのを信じて待っておこう。
てか、知らない間にすこーしずつ喋れてるよ⁈ヤッター!!!
送ってく。とも言われなかったけどちゃんと家の前まで来てくれて。
そういう時々優しいところがホントに好き。
みんな、分かってくれるかなぁ?
