「トミさんに吐いたらちょっとはスッキリしました。またこうやって飲みに付き合ってくれません?」


「うん、いいよ。来週の木曜はどう?」


「はい。あ、トミさんも愚痴ってくれていいんですよ?俺のはヘビー過ぎましたけど、ライトなのもお待ちしてますんで」



今はまだナイスも私とどうこうなろうなんて、そういうこと考えられないだろうけど、ずっと近くにいたら私のこといいな、って思ってくれるかもしれない。


そんな下心アリの淡い期待を寄せながら、ナイスの気が変わらないうちに、次の約束を取り付けた。