初恋ヤンキー。


「あー、うざ」



まぁ、こうなるのはわかってる。
覚悟して入学した。
誰もあたしを認めようとしない。
でもあたしは間違ってない。
校則になんて縛られてる奴が間違ってる。
そう思ってた。



チャイムがなったので、
渋々クラスに戻る。
誰も目を合わせようとしない。
あたしがそんなに怖いのかな。
自分自身を出せない奴らの方が
怖いと思う。



「えー、