翌週、登校するとテストが返される。
理科が75点だっただけで、他の教科は80点超えでそれなりに良い結果だった。
なんなら、英語は92点でクラス1位だったらしい。英語の先生も参っちゃうよなぁ…。
そんなテストを見ていると、休み時間になっていたらしく、別室に鈴木先輩がやってくる。
彼の手元には紙が数枚ある。
「おはよ、あぐりちゃん。テスト返された?」
「先輩、見て!」
「ん?なになに?」
私の前の席に、背もたれを前にして座る。
「英語、クラス1位だった!」
「わー、凄いじゃん。俺の代わりにテスト受けてほしい」
そう言って、私に英語のテストを見せてきた。
「72点…別に、悪くないじゃないですか」
「あぐりちゃんと20点も違うけど?」
「学年が違えば、難しくもなるのでは」
よく見れば、私の知らない文法らしいものがある。



