今日から中学2年生。

…行きたくないな、学校。


今月になって、自宅の電話に2年生の担任から連絡がきた。

“2年生になるんだから、ちょっとずつでも登校するようにしましょう。”

…だってさ。
3月にも言われたよ、その時の担任に。

どうせ、不登校の処理が面倒なだけなんじゃないの?お母さんから聞いたことがある。

30日以上休んだら、区の教育委員会かどっかに報告しなきゃいけない。
教室に復帰できるまでの間に通う、さくら学級(適応指導教室)への手続きをする。
その学級にも時々訪れてそこの先生との面談…。

普通に教室へ行ってる生徒にも指導する上、不登校生1人のためにこんなこともしなくてはいけない。

いくら仕事とはいえ、余計な仕事が増えてるのは確かだ。


とはいえ…行きたくないもんは行きたくない。
だけど、家の居心地も良くなかった。
親からの、始業式から行くんだよね?といった圧を感じ、行かざるを得なかった。

そして今、着たくもない制服に腕を通し、タイヤを引きずってるかのような重い足取りで学校に向かっている。

一応、始業式に間に合うように出たはずだったけど、通りがかった公園の時計を見る感じ、とてもじゃないが間に合わなそうだ。