心-ココロ-


「そういえば、写真と髪色違うね!」


1番触れないで、悠李!


「写真?」

「うん、琴葉に見せてもらったツーショの写真があって。黒髪だったと思うんだけど…」

「ああ、うちの高校校則かなり緩くて。昨日、美容院行って染めたんだよね」

「え、いいなぁ」

「琴葉が黒髪好きなのか染めた髪好きなのか、先に聞けば良かったけど、まあ…ちょっと垢抜けて惚れさせてみよーって思って、見せにきた感じ」


そろそろ立ってるのが限界…なんで、なんでそんな、かっこいいの?


「あんまりかっこよすぎても、琴葉心配かけるだけだと思うよ。高校でモテて、他の女の子に取られるんじゃないかって」

「こんなんザラにいるよ」

「ザラにいてたまるか!アイドル事務所か!」

「え?」

「無自覚イケメンだ、こりゃだめだ…」


どうして3人はこのイケメン前にして普通に話してられるのだろうか…。


「そろそろお暇するね、琴葉。彼氏との時間楽しんでね!」


奏がそう言う。

あ、行っちゃうの?


「また明日」


と、私は手を振る。

3人も笑顔で手を振って帰っていく。

さて…どうしたものか…。