心-ココロ-



返さないでいたら、追加で通知が来る。

体を起こして、スマホを見る。


<琴葉?会えない?>

<涼くんにオーバーキルされてた、ごめんごめん>

<???>

<じゃあ待ってるね>

<待っててね!>


「彼氏にオーバーキルって何されたの?」

「…会いたいって単刀直入に言われて」


3人揃って頭を抱えていた。


「ピュアすぎる…」

「付き合いたてかよ…」

「付き合いたてだよ、このやろ…」


仲良しだなぁ。


「それで、来るって言ってて」

「どこに?」

「うちの高校の前に」

「マジか、生で見れるのか」

「いやいや優奈、カップルの邪魔しちゃダメだよ」


と、奏が言う。


「いや、いいよいいよ?」

「お言葉に甘えて!」


放課後。HRが終わり、慌てて窓から校門を見る。

あ、いる。

LINEを開いて、今から向かうねと打とうとしていると。


「え、あれ涼くんじゃないの?」


と優奈が、横で窓から見つけていた。

そして窓を開けて


「涼くーん!琴葉ここだよー!!」


と叫ぶ。

私は唖然とする。口をポカーンと開けてしまう。