翌日、空き教室で図書委員の説明会が放課後行われた。
それに参加して、ぜひ委員会に入りたいと思い、入ることにした。
くじ引きで当番を決めること、曜日はそこで分かるため、自己都合で変えられないことから、離脱する生徒が何人かいた。
来週から毎週水曜日に昼休みと放課後、図書室で貸出や整理の当番をすることになった。
偏差値が少し高めの高校なだけあって、図書室は豪華というか広めである。わくわくする、宝箱みたいで。
2人1組なのだけど、相手はどんな人なのだろうか。
くじを引いて、席に着く。
隣に座ったのは、気難しそうな先輩男子だった。
わーん、怖いよー。涼くん以外の男子に免疫無いのに。
「各自、自己紹介してください」
委員長がそう指示する。私はガチガチで先輩に体を向ける。
先輩は、肘をついてこちらに流し目を向けるだけだ。
「2年、茜部瑞稀」
「えっと…1年の胡桃琴葉です。1年間、よろしくお願いします」
「うっす」
軽くそう返して、目線を前に向けて気怠げにする。
他のペアは好きな本はー、とか話しているのに、終わってしまった。
先が思いやられる…!



