無口な彼と。恋する私と。

恋愛(その他)

yüki/著
無口な彼と。恋する私と。
作品番号
1605578
最終更新
2020/06/08
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
ある日、彼はそこに現れたんだ。


彼は無口だった。


私が話しかけても何も答えてくれなかった。


だから私は勝手に話を続けた。


でも、私がそこに行くと…いつも彼はいた。


私は無口な彼が気になっていた。


ある日、私はいつものように勝手に話をしていた。


だけどその日はいつもと違って涙が出ていた。


彼はいつものように無口で…
それでも優しく私の涙を拭ってくれた。


辛い時に優しくされると泣きたくなる…


だけどそれをぐっと堪えて
私は彼に笑顔を見せた。


そうしないと彼が心配すると思ったから。


他人だけど…


他人なのに…


彼は優しいからきっと心配するとおもった。


だって今にも…
泣きそうな目をしてるんだもん。


彼はいつも無口で冷たいと思っていた。


でも、 今思うと何を言わずに
私の話しを聞いてくれてたこと。


他人の私のことを今にも泣きそうに
なってまで心配してくれたこと。


彼は十分優しかった。


私が気づいてなかっただけで…

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