目が覚めると、知らない部屋にいた。


知らない人。


知らない言葉。


どうして、こうなってしまったの?


私、何か悪いことしたかなぁ?


どうして、どうして…。


パパもママも、京汰だってきっと心配してる。


くろだって…。




──あぁ、神様。

どうか、どうか神様。

私をもとの場所へかえして──。