裏アカ

「別れよう」と長く付き合っていた彼氏に呆気なく振られた。悲しさや寂しさ、そんな愛に飢えた渇望が日に日に増していく。身体は食欲を失いどんどん体重が落ちる。顔も痩け、生理も止まった。私はきっと彼氏を愛していたのではなく、愛を求めていたのだ。

「裏アカって知ってる?」友達のそんな何気ない言葉。裏アカとは名前を偽名にし、日々のストレスを羅列する人が多いとか。卑猥な画像や動画をあげたりとか。その様なことを聞いた。「私はあるよ、見る用の裏アカ」裏アカは趣味を楽しむアカウントでもあることを教えてくれた。

私は家に帰り、久しぶりにSNSを開く。投稿もしていないため、いいねもフォロワーも全く増えない。Blueという偽名を使い、新しくアカウントを製作した。特に目的もないが、ただ独り身で寂しい日々をSNSで少し時間を潰すことにした。とりあえず今の気持ちでも呟いて私は布団に入った。


【彼氏に振られて、寂しい毎日。】