俺の彼女は魔法使い

5限目

B号館3階

ダチと一緒に後ろの方の席で話をしていたら、彼女が教室に入って聞くるのが見えた

コートにセーター、チェックのスカートにブーツといった服装

耳にイヤホンをつけたまま辺りを見渡して、俺らに気がつくと、まっすぐ彼女はこっちに近づいてきた

階段を上って近くまでくると、彼女は俺たちの座る1段前の席に腰かけた

カバンを隣の席に置き、コートを脱ぐと、後ろを振り返って「おはよ」と言う


「まったく、チャイ語自分大丈夫なん??」

「まぁ、あの先生なら大丈夫やろ。単位とれると思ってんねんけど」

「強いな…」


そこまで話すと、彼女は前を向いて授業の準備を始めた

何だかいつもと違う感じ

何となくだけれど、歯切れが悪いというかなんというか…

そうこうしているうちに、慶太も合流して、先生が教室に入ってきた