俺の彼女は魔法使い

調査が終わった翌週の木曜日

演習の教室に向かうと、いつものように彼女はいつもの席に座っていた

音楽を聴きながらチャイ語の教科書と睨めっこしている

そんな彼女の後ろを通り過ぎて、彼女の隣の席に腰掛ける

そうすると彼女は俺に気がついて、耳のイヤホンを外して「おはよう」と挨拶する


「今日はルナちゃん休みやねんて…。大丈夫かな…、急性胃潰瘍らしいんやけど…」
「え!?マジで!!」


彼女の言葉に驚いてそう言う俺に対して、彼女は「マジ」と返す

「心配やな~」と言いながら彼女が少しうつむいていると、前のドアから先生が入ってきた

そうして始まった今日の講義も、いつもと同じように今日担当の班が発表をして、それを先生がいじる

だけど何だか今日はいつもより講義が早く終わり、生徒たちはさっさと移動を開始している