俺の彼女は魔法使い

そう言って彼女は両手で俺の顔を自分の方に向けた

あまりの迫力に一同茫然としていると、彼女はそのままの迫力で言葉をつむいだ


「立ち聞きするなら、最後まで聞いて行きなさいよ!!確かに、私は辰にいが好きだと言いましたよ!!言いましたとも!!でも、文系なら最後まで文脈聞いてから判断しろ!!」


そう言って彼女はそのまま俺の前にペタリと座り込むと、さっきのセリフの続きを口に出した


辰にい……私も辰にいが好きよ?

確かに、私は辰にいが好きだったよ?

でも今は、今は誰よりも何よりも大切な人が私にはいるの

その人は、私の事を大切にしてくれて、いっぱい私に幸せをくれたの

恋は苦しいだけじゃないって教えてくれた人なの

サボり癖があって、ほっとけないし、バカみたいだし


でも大好きなの


だから……