俺の彼女は魔法使い

「んじゃな!」


そう言って慶太は、俺の返事も聞かずにさっさと去っていく


「絶対行けよ~!メール待ってっからなぁ♪」


振り返りながらそう言う慶太と別れると、俺はとりあえず駅へと向かう事にした



電車に乗って、今日はドア際にもたれかかった

いつもは座ってボーっとしていたりするのだが、何となく今日は立つ事にした


もし今日、電車で彼女に会ったら、想いを伝えてみる


確かに、慶太の言うとおり、早くしないと彼女は俺の手の届かないとこに行ってしまうかもしれない

他の誰かが、彼女と付き合って、デートして、抱きしめて…

それはマジでへこむ……


今日、会うだろうか……

今日会ったら――――