俺の彼女は魔法使い

そうして彼女を見送った後、俺は磯田と次の授業のある5号館へと向かった

授業が始まるまで、まだまだ時間があるので、1階のベンチに2人して座る


「さっきの子さぁ、…楠木さんだっけ?彼女??」

「何でそうなる!?」

「だって、何か仲良いし、2人で歩いてるとこ何回か見た事あるけど」


その言葉に頭を抱えながら「女子と2人で歩くことぐらいあるだろ…」と返す


「そりゃあ、あるかもしれねぇけど、俺はないの!それに楠木さんが男と話してるとこってあんまり見た覚えないし」

「よく知ってるね、お前こそ楠木さんに興味あるんじゃないの?」


そう茶化しながら尋ねてみると、磯田は「まぁ、普通に可愛いんじゃない?」と答える


「別にめちゃくちゃ可愛いってわけでもないけど、不細工でもないでしょ。あと、俺は結構彼女ととってる講義、今学期かぶってんの」


「だから知ってんの、心配するなぁ~」と笑いながら磯田は言う

結局茶化したつもりが、俺がいじられてる気がする