俺の彼女は魔法使い

発表は彼女から始めた

緊張していると言っていたのは本当のようで、いつもより早口になっている

それでもレポート自体がちゃんとしているので、分かりやすい

彼女が終わって、隣でふぅーとため息をついている中、俺が発表を始める

上手くいったわけでもなく、ダメダメだったわけでもなく

そんな感じで、無事にと言うかとりあえず演習の発表が終わって、次のチャイ語の教室へと向かう

3人と彼女の友達1人の4人でE号館に向かう

彼女は友達と話しているので、俺は稲田さんと話しながら歩く


「そんなに通学かかるんやったら、1人暮らしせぇへんの?」

「したいけどなぁ~」


そんな話をしていると、前を歩く彼女が「何でせぇへんの?」と振り返りながら俺に尋ねる

聞いてたのか…と驚きながら「したいけど、結構皆、家から通ってるから、言い出しにくい」とその問いに答えると「分かる!私の友達も、普通に2,3人同じ駅から来てるもん」と言いながら再び前を見る


「ってか、私の場合、1人暮らししたら死にそうやし…」


そのあとの言葉に、彼女の隣りに並んでいる友達が「なんでよ」と尋ねている