俺の彼女は魔法使い

翌日の演習の発表

家にホッチキスがなかったので、彼女にメールを送ると、本当に準備の良いこと『持ってるよ?』という返事が返ってきた

いつもより少し早めに学校について、演習の教室へと向かう

そうすると前方に、彼女と似た人

遠目だからそうだとは言い切れないけれど、彼女の様な気がした

彼女はスタスタと歩いていくので、そのまま見失ってしまった



演習室のドアを開けると、そこに彼女の姿はあった

先ほど見えたのと、同じ服装をしている

やっぱり楠木さんだったのか、と思いながら彼女の方に近づいていく

彼女は今日も音楽を聞いていて、俺に気が付いていない

その表情は見覚えがある

今年の夏に、憲法のテスト終わりに見たあの表情

空を見上げていた時と同じ、切ない顔だった