キミのことが好きすぎて



まったく、つれないんだから......。



「関係ありますよ!私のこの溢れんばかりのやる気を見せつけようと思いまして」


「はぁ?」



私は、悠真先輩の反応は無視してテンション高く言った。


もちろん、やる気は悠真先輩に会えただけでも倍近く上がっているのだけれど......。



「私、先輩の次の試合なんで見ていてくださいね」



そういったところで、ちょうど1試合目が終わった。

ということはーー。



「さてと、行ってくるかな」



女子と男子でコートは違うけれど、対戦相手のクラスは同じだ。

なので、鳴海先輩も立ち上がった。


鳴海先輩の活躍も見たいけれどーー。



「結愛ちゃん......だっけ?こいつの間抜けな姿見ておいてね」



鳴海先輩はそう言って、ウインクした。

鳴海先輩の言う間抜けな姿というのは、きっと、私にとってはかっこいい姿なのだろう。



「おい、なんだよ間抜けってーー」


「はいっ!目に焼き付けておきます」