キミのことが好きすぎて




「はい!私のやる気を、先輩に見せつけるんです!ずっと練ーーふごっ......」



練習付き合ってくれたのでーー、そう言おうとしたのに、突然口を塞がれた。



「こら、余計なこと言うな」



後ろから聞こえてきたのは、探していた悠真先輩の声。

まさか、先輩の方から私に会いに来てくれるとは......!

感激だ。



「ふーん、ここ数日早く帰ってたのは、この子と一緒に練習していたからなんだ?」


「ったく、余計なこと喋りやがって」


「ん〜っ」



悪態をついた悠真先輩に抗議しようにも、口を塞がれているため喋ることが出来ない。



「ん?あぁ......悪い」


「ぷはっ」



悠真先輩から開放された私は、息を吐き出した。


改めて振り返り、悠真先輩を見てみると同じ体操服のはずなのに、私とは違うものを着ているかのように見える。

つまりーー、かっこいい。



「先輩、どこにいたんですか!探したんですよ」


「あ?お前に関係ないだろ」