キミのことが好きすぎて




「もうっ、先輩のせいですよ!」



思わず、そう言ってしまった。

だけどーー。



「わ、わるい......」



あれ?思ってた反応と違う......。


てっきり、なんか言われると思っていたのに。


さっきから、悠真先輩の様子が違う気がする。

やっぱり、よそよそしい......なんでだろう?



「悠真先輩?なんか様子が変ですけど、疲れたんですか?今日は帰ります?」


「はぁ......、ったく、疲れてなんかねぇよ。ほらもう1回」



もう、せっかく心配したのにーー。

私の心配なんて要らなかったらしい。


そして、スパルタに戻ってしまった......。

いまもう1回って言ったよね?聞き間違いだと思いたい。



「ほら、早く」


「もう足痛い......ちょっと、休憩ーー」



そう言ったら、鋭い視線が飛ばされた。


あ、やっぱり......。


私は諦めて、プルプルと震える足を動かした。



「分かりましたよ、やればいいんでしょやればっ!」