体育館を貸して貰えたらいいんだけど、部活で使っているから、球技大会の為とはいえ、私個人には貸してくれないだろう。
どうしようか......。
「うーん......」
あ、そういえば、近くの公園にバスケットコート付きのところがあったはずーー。
そこに行ってみよう。
私は、荷物をとってから、その公園に向かった。
「ラッキー!貸切だ」
幸い、誰もいなかったので広々と使える。
私は、制服のスカートの下に持ってきた体操服のズボンを履いて、貸し出し用のボールを手に取った。
ここは、誰が管理しているのかは分からないけれど、ボールも置いてあるので、私みたいに何も持っていなくても遊びに来れるのだ。
バスケと言ったら、シュートだよね。
もちろん、私のバスケの知識は、少し前にやっていたドラマからだ。
なので、詳しいことは何も分からない。
ドラマの主人公は、軽々投げて何本もシュートを決めていてカッコよかった。



