キミのことが好きすぎて



私は、脈アリなのかの所は省きつつ、紗奈ちゃんと話したことを説明する。


お礼のために、好きな事を想像したけれど、私が喜ぶ結果になった事。

だから、先輩の好きな事を教えてもらうために電話したということなどを、一気に伝えた。



『......』


「先輩?」



あれ?なんか、同じようなことが紗奈ちゃんと話した時もあった様な......。

デジャブ感が否めない。



『はぁ......、お前はそんなことを言うために、こんな時間に電話してきたのか?』



その通りです......。

考え込みすぎて、時間のことにまで配慮出来なかった。

別に、緊急って訳でもなかったのだから、今じゃなくても良かった話だ。

私の話のせいで、起こされた悠真先輩が不機嫌になるのも理解出来てしまう。


さて、どうしようか。


焦った私は、咄嗟に口を開く。



「せっ、先輩、好きな物はなんですか?」



なんて答えようか必死に考えた結果、咄嗟に出てきた一言はこれだった。