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時間が経つのはとても早い。
気づけば、テスト前日になっていた。
「あぁぁーー」
どうしよう、どうしよう。
一応一通りの範囲は、悠真先輩のおかげで間に合ったけれど、果たして、赤点を取らずに乗り切れるのだろうか......。
不安でしかない。
「おい、この問題の答えは?」
「えっと......、X=4?」
時間が無くて不安な私に悠真先輩が問題を出してきた。
この問題は1学期でもやった、初めの頃のもの。
期末試験なので、今まで習った範囲全てが入ってくる。
悠真先輩に教わらなければ、この問題も解けていたか怪しい。
「ふっ、正解だ」
悠真先輩はそう言って、嬉しそうに笑う。
「じゃあ、次コレ」
そう言って、次々と問題を出てきた。
私は時間をかけながらも、答えを出して伝えていく。
先輩が言っていた、ご褒美は5教科のみなので、とりあえず5教科を中心に勉強していた。



