好きって言わせるから。



「彩葉ちゃん…だよね? 私にできることなら…!」



「あ、あのね、これ…」




彩葉ちゃんが手に持っているのは白い封筒。




「これを叶斗くんに渡して欲しいの…!」


「これを叶斗に…?」


「う、うんっ…できれば今日中に…」



たぶんこれはラブレターだ…。



でもどうして私になんかに…




「ちょっと待って! 心桜に頼まないで自分で渡せばいいんじゃない?」



「っ、叶斗くんいっつも女の子がいるから話しかける隙がなくて…


だから幼なじみの心桜ちゃんなら渡してくれるかなって思ったけど…やっぱりダメかな…?」




悲しそうな表情をして言う彩葉ちゃん。



花穂はどうすんの?と私を見ている。