好きって言わせるから。

「っ、かっこいいって思った…けど…！　


で、でも電話の相手誰なのかなって思っただけ…っ」




うぅ……恥ずかしい。



ついでに叶斗のことかっこいいなんて思ってたことまで言っちゃたし…



なんか言ってほしいと思うのに何も言わない叶斗。




「やば…」



恥ずかしながらも叶斗を見ればなぜか頬を赤く染めながら顔を隠していて…



「え…？」


「いや。何でもない。電話は彼女から」




やっぱり彼女さんからだったんだ…



彼女さんと喧嘩しちゃったのかな…



いいのかな…あんなに冷たくしちゃって…