「ねぇ、知ってる? ここ最近近くで不審者がでてるんだって。 それでも心桜ちゃん1人で帰るって言う? 心桜ちゃんって可愛いしなんか放っておけないから心配。だから送らせて?」 っ… 不審者…… 暗闇の中変な人に会うのは嫌だ…… 「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」 「ふっ、心桜ちゃん、かわい~」 恥ずかしくてそう答えれば頭に手を伸ばしてくる千隼くん。