「っ、叶斗くるの…?」 「あら、嫌なの? ご飯を一緒に食べるぐらいいいじゃない」 っ、そうだけれども… 叶斗に迷惑なんじゃ… 「心桜って叶斗くんのことが好きなのに嫌なの…?」 不思議そうに私にそう聞いてくるお母さん。 「っ…」 お母さんに気持ちバレてたなんて… これ以上お母さんに違うといっても余計に怪しまれそうで返す言葉がなく黙ってると… 「嫌じゃないならいいじゃないの。それに叶斗くんが行ってもいい?って聞いてきたのよ」 「えっ…そう…なの…?」