「なんで逃げるの」 あっさりと手を掴まれてしまい彼に捕まってしまった。 最悪だ。 「黒瀬くんに会うとろくなこと起きないんだもん」 「ヘー、そんなこと言っちゃうんだ。じゃあ今からろくでもないことしてあげよっか?」 「っ、だめ…っ」 黒い笑みをしながら顔を近づけてくる彼は非常に危険な臭いを感じられる。 もう学んだのに… 黒瀬くんが近づいてくるときはいつも良いことがないって分かってるのに… 気づけば詰め寄られてまた逃げない状態になっていた。