「なんで? 黒瀬にうざいほど綺麗なキスマーク付けられてるのに?」 「っ…」 唇をなぞってきた指はさっき黒瀬くんにつけられたキスマークへとのびる。 「同じ相手に2回も、それも同じ場所につけられてさ、黒瀬のことが好きなの?」 「ち、ちがっ…」 「じゃあ説明してよ。なんで押し倒される前に逃げなかったのか」 うっ… あれは不注意だったというか…いきなり押し倒されちゃって逃げれなかったというか… どっちにせよ黒瀬くんが好きだからとかじゃないのに…