「せっかく人が心配してんのに来たのに」
「え…心配してくれたの?」
あれ…でも怪我したこと言ってないのにどうして……?
「悪い? 瀬名が勢いよく飛びだしたと思って見に行けば怪我してるっぽかったら来た」
「っ、そうなんだ…」
性格は悪魔だけど意外と優しいところもあるんだ…
「ありがとう」とお礼を言おうとしたとき。
「えっ、黒瀬く…っ」
座っていたベットに黒瀬くんが近づいてきてそのまま後ろに押し倒される。
目の前には黒瀬くんの顔があって覆いかぶさってくるため逃げられない。
「せっかく離れたと思ったのにさ、もう瀬名と仲直りしちゃった? ていうか‘‘あれ‘‘消えちゃったんだ。残念」
首元を触りながら低い声でそう言う黒瀬くん。

